子どもの遊びを支援するために

平成六年度(1994年度)
第2回 わたしのまちづくり論文集 / 久留米市まちづくり振興室


特選 子どもの遊びを支援するために
                             福井智昭 37才

 近年、子どもたちが不器用になってきたと言われる。私は、小学校に勤務していることから、実際に子どもたちの、そういう実態に直面することも多く、そして、それらの現実に少なからず驚いている。
 小学校中学年で、鉛筆が削れないのはもちろん、はさみの使い方がおかしい。ひもが結べなかったりほどけなかったり。掃除をしている姿を見ていると、雑巾をたたんでしぼっているし、ほうきでごみを自分の左右に散らしている。おそらく、リンゴの皮をむけないだろうし、卵も割れないだろう。転んだとき、手が出ず顔をけがしてしまう。信じられないような些細なことが原因で骨折する。このような、子どもたちの現状を見ていると、人類は、これからだいじょうぶなのだろうかという危機感さえ覚えるのである。

 いったい、なぜ、このようなことが起こってきているのだろうか。それは、鉛筆が削れないことを例にあげるならば、実は削れないのではなく、そういう経験をする機会を与えられていないからなのだ。言いかえれば、私たち大人が、子どもの発達にとって大切な経験を与えていないのである。
 小学校中学年の子どもたちに小刀を持たせ、鉛筆を削らせてみると、最初は、もちろんうまくは削れない。力の調節ができずに、削りすぎてしまったり、慎重になりすぎてなかなか削れなかったり。しかし、時々やらせているうちに、簡単にできるようになるのである。
「危ないからやらせない」という、消極的な安全教育の結果が、今日の子どもの不器用さを招いたのかもしれないと感じる。学力偏重の姿勢が、体験という大切な学習をおろそかにさせたのかもしれないとも思う。
 コンピュータゲームが、子どもたちから実体験を奪ったというのは言いすぎだろうか。しかし、実際に体験できないことも、画面の中で簡単に体験できるのである。そして、そこには、めんどうな活動も労働もなく、わずらわしい人との関わりも必要ないのである。


一 冒険遊び場設立企画書 主旨


二 遊びの内容


三 立地と施設


四 スタッフ(プレーリーダー)


五 設立と運営にあたって


六 おわりに



※まだ、文章がありません。時間のある時に、少しずつアップします。









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