バンブーギター完成!

2年1か月、ついにバンブーギター1号が完成しました。
手取り足取り、ご指導いただいた中山修先生のおかげです。

DSCN3105.jpg

DSCN3104.jpg

DSCN3103.jpg

バンブーギター1号製作の記録はこちら


さて、このバンブーギター教室に通うようになった経緯についてお話しします。
ちょっと、重たい話になりますが、よろしければ、お読みください。

私がバンブーギター教室の門をくぐったのは、息子の裕(ゆう・23歳)が亡くなった次の月でした。

2011年7月、裕が亡くなり、精神的に落ち込み、仕事も休むことになりました。
中山修先生のことは以前から存じ上げていましたし、ギター製作にも興味があったので、自分の心身のリハビリも兼ねて、教室に入会しました。
本当は、精神的には、それどころではなかったのですが、何かしなければ、という気持ちから出向きました。それから、ギター製作に集中したり、教室の先輩方と話したりする中で、少しずつ、気持ちが落ち着いてきました。
先生からは、「息子さんの魂を込めて、このギターを作りなさい」と言われました。

あれから、2年と1か月、ようやく、本日完成しました。
裕が亡くならなければ、習いに行くこともなかったし、このギターが生まれることもなかったのです。
ですから、このギターは裕の生まれ変わりなのです。そう思って、大切にします。

中山先生の工房で

1月、中山先生の工房でご指導いただきました。


1月5日
ネックとヘッドを、電動鋸で寸法通りに切り、ナット部と12フレットに切り込みを入れました。
中山先生に右側をやってもらったら、それを手本にして、左側を自分でやるといった具合です。

DSCN1795.jpg

「これは危ないから、わたしがしましょう」と、やってくださることもあります。
そばでじっと見ながら、子どもの気持ちが分かる感じ、というか、中山先生の前では完全に「子ども状態」になります。

集中して無心に作業をし、あっという間に2時間が過ぎました。

DSCN1812.jpg



1月12日
ペグを取り付ける部分の加工をしました。
こういう治具もすべて先生の手作りです。

IMGP0062.jpg

IMGP0069.jpg

IMGP0087.jpg



先生は、いつも、ギター作り、音作りについて、熱く夢を語られます。
その中で、心にしみる言葉をかけていただきました。

IMGP0060.jpg

「息子さんも音楽が好きだったなら、息子さんの魂を入れてギターを作るといいさ。」
ありがとうございます。そんなギターができるように、がんばります!

中山先生の発明

明けましておめでとうございます。


中山修先生の工房、2012年1月現在の様子です。
製作途中のものや完成した竹のギターが、ところせましと並べられています。

DSCN1804.jpg


たくさんのバンブーギターの中に、とんでもないギターが!!!
家具などに使う中密度繊維板で作られたギター、通称「段ボールギター」の試作品1号。
「世界でも初めてみたいですよ。」とのこと。
そりゃあそうでしょう。まさか木屑を固めたような材料でギターを作ろうなんて、誰も思いませんよね。

DSCN1801.jpg

同じ手間暇かけて作るなら、高級な材料で作れば高く売れるのに・・・
でも、それは(われわれ)凡人の考え。
「世界中から木はなくなりますからね」「木以外でも良い音が出ます。材料じゃありません。」と、さすが中山先生。
材料ではなくて、大事なのは技術ということですね。

テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

バンブーギター

昨日の夜、FBS福岡放送「旬ハイウェー」で、バンブーギター制作教室の様子が放送されました。

この番組の中で、「つまり、増えすぎる竹を有効活用するために竹でギターを作り始めたというわけですね」というコメントがありましたが、それは、ちょっと違うと感じます。

これまで、ギターは木で作るのが当たり前でしたが、世界中の木(特に楽器に使うような高級な木材)は減る一方です。このままでは、将来、材料がなくなってしまうかもしれません。中山先生は、日本で身近に入手できる竹を使ってギターを作ることを考え実行されているのです。

竹を使ってギターを作るのは大変です。トップ(表板)1枚作るにも、竹を短冊形に数十本そろえて貼り合わせることからスタートしなければなりません。木なら、広い板を2枚貼り合わせれば良いのですから…

それでも、木材に負けない、木材以上に良い音の出るギターを作ることができるというのは、何とすばらしいことかと思っています。(以下の画像は、先生の工房で昨年撮ったものです。)

sakuhin

necks

heel


中山修先生は、若い頃、スペインのラミレス工房で約10年間修業をされ、1970年代を中心にギター製作で活躍されました。あるとき不慮のバイクの事故で手が不自由になり、ギター制作も演奏も断念され、長野県から故郷の福岡県に戻ってこられました。
5年ほど前に、ギター製作の再開を決意され、現在は後進の育成にも力を注いであります。

立花教室には、現在10名の生徒が受講しています。
毎週日曜日の9時から12時、先生が一人ひとりに作業の指示と助言をしてくださり、それぞれが自分の進度で進めています。
興味のある方、ふくっちまで、ご連絡ください。教室までご案内致します。



わらしこ / 野田かつひこ 2011年8月
使用しているのは中山修先生作のバンブーギターです。


テーマ : ハンドメイドの作品たち
ジャンル : 趣味・実用

訪問者数
プロフィール

ふくっち

Author:ふくっち
久留米 ハッピープレイス

遊びに来ませんか?
第2・4日曜日
10:00~16:00 
音楽・工作・遊び

※2017年度は料理やおやつ作りは行いません。お弁当を持参してください。

〒839-0852
福岡県久留米市高良内町767-3
090-5740-2318
to.fukutch@gmail.com
福井智昭

マイリンク集
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
ブログリンク
アルバム
最新コメント
管理画面